デビットカードの不正利用から身を守る方法

借金では無く現金感覚でしかも世界中で使えてとっても便利なデビットカードですが、万が一のことを考えるとメインバンクで作るのは危険かもしれないですよ。インターネットのセキュリティ対策技術は日々革新されていますが、残念ながら犯罪者たちの手口も日々研究されていてイタチごっこであることはやむを得ません。
しかし、クレジットカードと異なり審査が無く発行されるので、残念ながらクレカの審査に落ちてしまった方や、審査の対象外となる年齢の方は魅力的なカードですよね。また、海外では現地通貨をATMからとても簡単に引き出すこともできるので利用している方も大勢いると思います。
今回は高度化する金融犯罪の一つとしてデビットカードの不正利用から身を守る方法について考えてみました。

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デビットカードのメリットとは?

まずデビットカードとは何か?を簡単に解説します。Visa、JCBというクレジットカード会社と同じ加盟店でキャッシュレスでショッピングなどができるカードです。クレジットカードと最も異なる点は後払いでは無く即時にヒモづけられている銀行口座から利用料金が引き落としされます。
代表的なメリットとしては以下のような点があげられます。

基本16歳以上であれば無審査

過去に自己破産や債務整理をしていてクレジットカードが作れなくても審査がありませんので安心です。銀行口座があれば申し込みだけで誰でも持てます。クレカの審査に通らないで悩んでいる方には大きなメリットとなりますよね。

使い過ぎる心配がない

デビットカードの最大のメリットは自分の銀行口座と直結しているので「口座残高=利用限度額」となります。つまりクレカと違ってうっかり使い過ぎてしまうようなことはシステム的に不可能です。大抵はカードリーダーに入れて暗証番号を打ち込むとすぐに利用額が引き落とされるので残高以上の買い物はできません。また、別な面として分割払いは利用できず1回払いのみとなりますので、気が大きくなっても衝動買いの防止になりローン地獄に落ちることもありません。ATMで現金をおろさないだけで仕組みは現金払いですから、クレカと違って後から請求がきて「えっ!来月の支払いこんなにあるの?」と慌てないですみます。

ATM手数料が節約できる

夜間や休日などに「何で自分の金を引き出すのに216円も余計に払わなければならないの?」って頭に来たことありませんか?デビットカードを持っていれば現金の持ち合わせが無くても買い物できるので、気になるATMの手数料も発生しませんので節約にもなります。

お金の管理がしやすい

現金だとレシートを残しておかないと「あれ?何に使ったのか覚えてないけど、いつの間にかお金が無いんだよなぁ~」状態になっている人いませんか?デビットカードなら現金と違って記録が残りますので「どこで、いつ、何にいくら使ったのか?」後からふり返ることができ家計簿の代わりにもなります。

海外旅行でとっても便利

日本円を日本にいる間に入金しておけば、海外へ到着してATMから簡単に現地通貨を引き出すことができます。両替屋で両替する手間も不要で時間の節約になりますし、レートも悪くないと思いますよ。また、クレカのキャッシングと違って金利負担も自分のお金なので不要です。

このように便利なデビットカードですが、どんなにあなたが気を付けていても不正利用の犯罪に巻き込まれてしまう可能性はあります。防衛策としてできることを考えてみました。
まずは、カード裏面に署名しましょう。これって基本的なことだけどちゃんとサインしてますか?一度お財布を確認してきちんとサインが署名されているか確認してください。

もし不幸にも不正利用の金融犯罪に巻き込まれてしまった場合の補償はどうなっているのでしょう。以下に数行の補償の抜粋を紹介しますが詳細は各自で確認してくださいね。現金感覚で使えるデビットカードは盗難や紛失しても現金より格段に安全性は高いと思います。

各行の不正利用に対する補償について

故意または過失が原因の被害などは補償できない場合がありますが、基本的には不正利用に気が付いたらすぐに銀行へ連絡すると共に最寄りの警察署に被害届を出せば所定の条件で補償される可能性はあります。
細かい規定は各銀行によって異なりますので、不正利用に対する補償サービスも申し込み時の判断材料の一つになるのではないかと思います。

楽天銀行デビットカード
当行所定の方法により、損害の全部または一部に対して当行が補償します。ただし、補償は当行が通知を受理した日の30日前以降、受理した日から60日後までの91日間に行われた不正使用による損害に対して行われ、1口座当たり年間100万円を限度とします。

りそなVISAデビットカード
盗難・偽造カード等が第三者によって不正に利用された場合、発生した損害について、年間150万円を限度に補償します。

三菱東京UFJ-VISAデビットカード
偽造・盗難カード等が第三者によって不正利用された場合、当行が連絡を受けた日から60日前まで遡り、その日以降に発生した損害について、年間100万円を限度に補償します。

JNB-VISAデビット(ジャパンネット銀行が発行しているデビットカード)
第三者不正使用保険付帯(1口座あたり年間500万円)

おすすめする不正利用に対する防衛策

以上のメリットや補償も考えると魅力的なデビットカードですが、私は更に以下のような点に注意して利用しています。私がおすすめする不正利用に対する防衛策を紹介します。

メイン口座では作らないこと

私はメインバンクのキャッシュカードはキャッシュカード機能だけのシンプルなカードにしています。どんなに銀行から営業されてもクレカやデビット機能が付帯されたカードに切り替えしていません。デビットカードの最大のメリットである「口座残高=利用限度額」は諸刃の剣(もろはのつるぎ)となります。
つまり、万が一ですが加盟店などから情報の流失があって不正利用された場合は残高が0円になる可能性があるということです。お金を移し替える手間はありますが今どきは、どこのコンビニでもATMはありますので5万円とか10万円の現金をデビット機能が付いたキャッシュカードの口座に入金しています。面倒だなぁと思うよりも安心代(保険)と思ってください。たったコンビニへ行くだけの手間を惜しんで全財産取られてしまうよりいいと思いますよ。特に海外で利用する時は絶対に実行してください。海外で不正利用に気が付いても連絡するのに日本との時差があったり、0120のフリーダイアルではなくて有料ダイアルに発信する必要があったりして国際電話の通話料も発生しますし、WiFiに接続してスマホで利用停止の操作方法を調べたり、現地で対応してもらうにもコトバの壁もありますので・・・
メイン口座で無くデビット用のサブ口座であれば「口座残高=利用限度額」なので最悪、5万とか10万の残高のみの被害で済むのでダメージを最小限に抑えられますよ。非常に原始的ですが物理的に別口座とデビットカードをヒモ付けすることが確実です。どうしてもメイン口座と同じ銀行で作るなら別な口座を新たに開設することをおすすめします。

利用通知のメールは必ず確認する

デビットカードは利用するとすぐにメールにて通知が届きます。私はスマホのメルアドに設定していますので、店を出る時に必ずメールの利用金額を確認しています。もし利用していないのに身に覚えのないメールが入ったら速効で銀行に被害を連絡して指示を受けましょう。

利用限度額の設定

1日に利用できる限度額を自由に設定できますので、ご自身のお金の使い方を想定して任意の額の設定は必ず行ってください。また、デビット機能そのものを一時的に利用停止することもできるので帰国した後に海外利用分を利用停止に設定しておくことをおすすめします。海外に渡航予定の無い方は海外利用分は絶対に停止にすべきです。

Visa認証サービス/JCB J/Secureの設定

事前に設定が必要ですがオンラインショッピングで使用する時に追加でパスワードの入力を求められるようになります。カード番号、有効期限を送信した後にVisa認証サービス(JCB J/Secure)用のパスワードを入力しないと支払いが完了しないのでカード情報が流失してしまっても不正利用の被害を食い止める可能性が高いです。

現金は落としたり盗難されても補償が無いですが、現金感覚で使えるデビットカードであれば補償される可能性が高いです。財布にセキュリティがついていると考えてもいいのではないでしょうか?メリットとデメリットを理解し現金、デビットカード、クレジットカードと賢く使い分ければとっても便利な1枚となりますよ。

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